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“2004年ゴルフ新年会”に盛り込まれた各イベントをご紹介

今月15日に行われた“2004年ゴルフ新年会”では、今年のゴルフシーンを沸かせたプロゴルファーたちも駆けつけた。出席したゴルフ16団体関係者約500人の方々を前に、選手たちは、新年の挨拶とともに思い思いの抱負を語った。

写真上=新年会パーティで壇上に上がり、新年の挨拶と今年の抱負を語ったジャパンゴルフツアープレーヤーの面々。

出席した選手の中で最年長の室田淳(=右端)は、昨年の女子ツアーでの宮里藍さんこと“藍ちゃん”ブームについてもふれ、「去年はすっかり、女子ツアーに話題を奪われてしまった感じがありますが、今年は男子ツアーも女子に負けないよう、ゴルフ界を盛り上げて頑張っていきたいと思います!」と話した。

写真中=高校生プロ・宮里藍さん(=右)と、若手注目プロの上原彩子さん(=中央)の新春トークショー。ゴルフ評論家・武藤一彦氏(=左)のたくみな司会ぶりで、まだあどけなさが残る2人の素顔と個性が存分に引き出された楽しいトークショーになった。

本格デビュー1年目の今年、ますます注目が集まるのは必至の藍プロは、「大事な場面でバリエーションあるショットが打てるように精度をあげて、自分の中の引出しを増やしていきたい」と、話していた。

写真下=4年連続の賞金女王のみならず、日本女子ツアー(JLPGAツアー)史上初の年間10勝の新記録、及びランキング9部門すべて1位という昨シーズンの不動裕理プロ(=左)の業績を称え、設けられた特別賞『LPGA大賞』の授賞式。プレゼンターの樋口久子JLPGA会長(=右)からクリスタル製のトロフィーを手渡された不動選手は、「昨年はほんとうに良いゴルフが出来、またいろいろな記録が出せて最高の年となりました。今年も良いゴルフをしてトーナメントを盛り上げていきたいと思います」とスピーチ。その様子を頼もしげに眺めていた樋口会長は、「不動さんを見ていると、自分の若い頃を思い出します。これからも活躍を期待しています」と、若きエースに希望を託していた。

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