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エバーライフカップチャレンジトーナメント 2009

めちゃくちゃうれしいです。もうすぐ36才。気持ちはルーキー貴田和宏が初優勝!

先週開催されたの房総カントリーカップで優勝した久保勝美、ツアートーナメントでも三菱ダイヤモンドカップの兼本貴司、UBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズの五十嵐雄二と中堅・ベテランの初優勝が続いている。この波にのって、来月の8月1日で36才を迎える貴田和宏がエバーライフカップチャレンジでプロ初優勝を挙げた。
その喜びのインタビューをお聞き下さい。

「結構年齢がいっていますけど、気持ちはルーキーなんです。

もう、めちゃくちゃ嬉しいの一言です。
アマチュア時代がないので、高校を卒業してド素人として研修生から始めていますから、プロ初優勝です。
ゴルフをはじめたきっかけは両親の影響で。父親がゴルフをしていたので、アドバイスとかもあって。
高校までは野球をやっていて、高校を卒業をして、自分の将来をどうしようかと思ったときに、普通のサラリーマンにはなりたくなかったという気持ちがあって、そのときに父親からゴルフは稼げるんじゃないのかと話を聞いたことを思い出してですね。
元々、運動が好きだったので、じゃあプロゴルファーを目指してみようかって、始めました。
それまでは練習場で球を打ったことがある程度で、もちろん野球をやっていたので、ボールを打つことに関しては、なんてことはなかったんです。本当の難しさは分からなかったんですけど、こんなことをしていてプロになれるのっていう感じで、この世界に飛び込んだんですけど、実際に研修生生活を何年かして26才でPGAのプロテストに合格しました。
そこまでは自分の中では順調でしたけど、それまで自分の中ではプロテスト合格が全てで、その先どうだというビジョンはなくて、PGAのプロテストに受かってから、何年かそこで過ごしてしまって、そこから今度QTに本格的に挑戦していったんですけどなかなか突破できなくて、実際、30才の年にファイナルにいけたのかな。
それからチャレンジトーナメントに出場出来るようになって、昨年からツアートーナメントに本格参戦できるようになったんです。

去年からツアーに本格的に出場したんですけど、ツアーとチャレンジでは自分の中での心構えが違っていました。自分の中でツアーで優勝を狙っていきたいという気持ちはまだ持てていなくて、20位くらいの成績をコンスタントにだせれば賞金シードの70位に手が届くので、その賞金シードを手にしてから、はじめてよし優勝という気持ちでいました。けど、チャレンジでは、これまで2位、3位の成績を出したこともあったし6年間戦ってきたこともあったので、常に優勝を意識してプレーしていました。

今回、エバーライフカップチャレンジで優勝できて、この優勝した資格で出場出来る「サン・クロレラ クラシック」では、今までとは違った気持ちで出場出来ると思います。ツアーではリランキングとの戦いというのもありますし、試合にどんどん出れるようにという気持ちがあるので、
逆な意味で今度のサン・クロレラ クラシックには思い切っていって、プレーすることが出来ると思います。この勝ち運がついているうちに、どんどん良いプレーをしていきたいと思います。」

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