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”ヒロシ”がやってくれた。ジャパンツアーメンバートップの3オーバー27位タイ<初 日>

1番ティでスタートの準備をする岩田
やはり、岩田寛が初挑戦の海外メジャーで自身が持っているポテンシャルの高さを証明してくれた。

雨まじりの強風がやや治まった遅いスタートの午後3時48分にスタートした岩田は、前半の3、5、6番とボギーを叩きズルズルとスコアを落としていった。

しかし、グリーン右サイドにドーナッツ型のバンカーがあるPar3で今日初めてのバーディを奪うと9番Par4でもバーディを奪い前半1オーバーでターン。「前半緊張してバタバタしてしまいましたが、7番のPar3でベタピンにつけてバーディが来てから落ち着いてプレーができました。」

ことごとくスコアを落としていく選手たちを横目に、インに入ってパーをセーブしていく。14番終了した時点で1オーバーは7位タイとベスト10内をキープしていく。初めてのメジャー参戦にもかかわらず、堂々とした落ち着いたプレーを展開。惜しくも16番でボギーを叩くと続く17番でもティーショットをラフに入れてしまい連続ボギー。「今日は16番、17番のボギーが残念です。」と終盤のホールでボギーが続き集中力が欠けたことを反省。

「明日も1打1打集中してプレーしたいです。」と小声ながらも気持ちは集中力を欠かさない。明日以降のプレーが楽しみとなった岩田。明日も風の下を潜り抜ける低い球で全英の風を制してなんとか上位に食らいついて行ってもらいたい。
  • 岩田のスタートは午後3時50分
  • 慎重にティショットの岩田
  • パットラインを読む岩田
  • スコアボードにIWATAの文字が

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