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ハナ銀行 インビテーショナル 2024

岩田が首位キープ、初シードの宇喜多が浮上、1差4位の小木曽は「またヒロシさん…笑」

予選の最終ラウンドが終了し、午後から出た韓国の李尚熹(イ ・サンヒ)と、今季初シードの宇喜多飛翔(うきた・つばさ)が通算7アンダーで、午前組の岩田寛(いわた・ひろし)に追いつきトップに並んだ。


2日目の韓国も30℃を軽く超える暑さ。
最終組のひとつ前でやっと上がってきた宇喜多は、スコアを提出してすぐ土森キャディと大会が用意をしてくれたアイスをぱくり。

好位置での予選突破を喜びあった。



大阪学院大3年時にプロ転向し、本格参戦2年目を迎えた今季はシード1年目。

飛躍を求める中、「最近ドライバーに苦しんでいて…」と、開幕から結果に恵まれずにきたが、「今回はフェードが打ちやすい。フェアウェイもキープできているので、それがバーディチャンスにつながっています」と、この日は6バーディ(3ボギー)で、上昇につなげた。


厳しいところに切られたピン位置のせいか、「思ったよりみんな伸びていない」と乗じて浮上した。

「明日からまたティショットをフェアウェイに置けたら」。
まずは自身の課題と、コースに向き合う。


そのほかの日本勢は、小木曽喬(おぎそ・たかし)が1差の4位に。



この日はスタートの10番で、わずか50センチのパーパットを逃した。

ボギーがいきなり先に来たのは痛恨だったが、すぐ態勢を立て直して次の11番でバーディを奪い返した。


好ショットを打っても傾斜に蹴られるなど、小木曽もシビアなピン位置には翻弄されたが、「内容はいい感じなので合格点かな、と思います」と、へこたれない。


後半4番のバーディで、一度タイで岩田を捉えたが、次の5番のボギーで一歩後退したまま上がってきた。

先週のJGTO主催「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の最終日は岩田とともに首位から出たが、小木曽は74を叩いて12位タイ。

岩田の最年長Vに悲願の初優勝を阻止された。


「またヒロシさんなので。今回譲ってほしいな、と思うのですが」と、秘めた思いを笑いに変えて、「最終日にいい形で迎えられるように。しっかりトップ目指して頑張りたいです」。
タカシがヒロシにリベンジだ。


VSヒロシ。受けて立つ?


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