記事

三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2008

6位タイの竹本直哉は「僕のバーディで日本中を緑に!」

「ふれあい、感動、そしてチャリティ」がこの三菱ダイヤモンドカップゴルフのテーマだが今季から、一風変わったチャリティ活動をスタートさせたのが竹本だ。

東京都港区芝大門のハートツリー株式会社が主催する「1バーディ・フォー・1ツリー」という企画がそれで、子供たちの未来が緑豊かでありますように…との願いをこめて、試合でひとつバーディを取るごとに、1本の木を植えようというものだ。

それだけにシード元年の今季は、「1本でもたくさんの木を」と、張り切っている。
気合いだけが空回りしたせいか、開幕から4戦連続の予選落ちを喫したが、日本プロ(7位タイ)でようやくその壁を破り、調子は徐々に上向きだ。

そして、スタート前に片山晋呉と「最終日に同じ組で回ろう」と約束したこの日3日目。
「俺はいいけど、おまえは大丈夫なのか」と、心配されたが終わってみれば通算5アンダーは同スコアの6位タイだ。

前半こそ肝心のバーディがひとつもとれず、パープレーで折り返したが、12番で「ぴたっと1メートルについた」。
15番は、7番アイアンの第2打が「入りかけ」。
16番は、残り153ヤードから9番アイアンで左前4メートルを沈めた。

これで、バーディの合算は44個になった。
まだどこの森に植えるかは決まっていないが、今のところ44本。
「僕のバーディで、日本中を緑でいっぱいにしたい!」という竹本は、初優勝と同時にこの難コースでバーディ量産を狙っている。

関連記事