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キヤノンオープン 2011

横田真一は「今年は実力者が優勝する」

開幕直前の5日・水曜日はプロアマトーナメントで、さっそくディフェンディングチャンピオンの責務を果たした。
チームを組んだのは、揃いも揃って経済界をしょってたつ重鎮のみなさんだった。
大雨が降りしきる中で、けなげな接待役に徹して「試合にはない緊張感」。歴代の選手会長は、常に絶やさぬ笑顔のラウンドで、「喜んでいただいたと思う」と、ひとつ任を下ろして、いざ本戦に挑む。

今年の戸塚カントリー倶楽部は、例年以上の仕上がりで、特にグリーンは「今までになく速くなっている」と横田。

「今年は、実力者が勝つと思う」と、自虐ギャグなのか、謙遜なのか、本心なのか。よく分からないコメントで煙に巻きつつ、「今年も自宅から通い、同じ練習グリーンで練習して・・・。4日間とも去年とまったくルーティンで戦おうと思います」。

歴代覇者の専用パーキングに自慢のマイカーを駐めて「人生初体験」と、ならではの特権もまた励みに、げん担ぎも駆使して連覇を狙う。

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