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大山GC・JGTOチャレンジ II 2013
髙橋竜彦が鳥取県の小学校を訪問しスナッグゴルフを指導
1年生から5年生までの子どもたち5名にスナッグゴルフを指導した。夏休みということもあり、全生徒という訳にはいかなかったが、そんな中でも半数の子供たちが集まってくれた。
大会の地域貢献活動の一環として、JGTOから寄贈・導入されたスナッグゴルフスクールセット。今回、『大山GC・JGTOチャレンジⅡ』の開催に合わせ、一足先に現地入りした髙橋竜彦が、前半は校庭でスナッグゴルフを指導したほか、後半は自身のプロになったきっかけなどを子どもたちにわかりやすく伝えた。
まずはスナッグゴルフの道具の説明から。“ランチャー”や“ローラー”の説明を受けた後は早速プロのお手本。髙橋がスイングを披露した際、後ろからプロのショットを見守る子供たちはプロのスイングに驚くと同時に大歓声が湧きあがった。
その後、子ども達もパットの練習やショットの練習を行い、髙橋もクラブの握り方からスイングの仕方を指導しながら声を掛けて回っていた。奥様でプロゴルファーでもある、牛渡葉月プロとの息の合った熱血指導に、参加した子どもたちは、貴重な体験をすることができたはず。
スナッゴゴルフを学んだ締めくくりとして最後はミニゲームだ。ご父兄の方や先生方も交じってのチーム戦だ。各チームが髙橋・牛渡プロチームに2打のハンデをもらって対決した。ミニゲームでは子ども達のスーパープレーも飛び出しプロチームに勝利する組も。子ども達の呑み込みの早さとレベルの高さに髙橋もびっくりだ。
スナッグゴルフを初めて体験した子供たちからは「初めてスナッグゴルフをやったけど、楽しかったのでまたやってみたい。」「遠くまで飛んでくれて嬉しかった。」など、子ども達それぞれが違った感想を発表した。
子供たちの感想を聞いて髙橋も
「みんなでスナッグゴルフをやってこの中の一人でも将来プロゴルファーを目指してくれたら嬉しいです。」と子供たちへエールを送った。
スナッグゴルフの後は、髙橋から子供たちへ自身のゴルフ人生をふまえて夢について伝えた。
小学校4年生でゴルフを始め、6年生で初めて大会に出たものの年下の女の子に負けてしまったこと。悔しさから毎日練習して中学3年の全国大会では7位。さらに練習時間を増やして高校ではついに1位になった。その後、大学4年間を経てプロとなった髙橋だが、優勝したいと思う反面なかなか優勝できず苦しい時間を過ごしていた。
苦しい時間に終わりを告げたのは2005年。3月に結婚し、その年の7月のアイフルカップで遂げた初優勝は、偶然にも奥様の誕生日の週だったそうで、子ども達もそれを聞いて笑顔で話を聞いていた。
そして髙橋が最も子どもたちに伝えたかったことを最後に話した。
「出来ると言う気持ちがあればどんなことも出来ると思います。ただ、夢を叶える為には好きな事でないと叶わないと思うし、夢を持つ前にまず好きな事を見つけてください。スナッグゴルフも勉強も、そして好きな事も頑張ってください。」
そう伝えて話を締めくくった。
終了後、髙橋に感想を聞いたところ、
「スナッグゴルフをまたやりたいと言っていた子もいて嬉しかったですね。今回の事がみんなの中でスナッグゴルフを始める第一歩になれば嬉しいですね。」
いよいよ8月1日(木)からは、『大山GC・JGTOチャレンジⅡ』が始まる。
アイフルカップで勝利した思い出の地“大山”で、子供たちの応援を背に髙橋が復活優勝を狙う。