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つるやオープンゴルフトーナメント 2011
全英オープン日本予選がスタート
6月の「〜全英への道〜ミズノオープン」までの計8試合の獲得賞金を合計した、いわゆる“全英オープン日本予選ランキング”の上位2位までの選手に、今年はロイヤル・セント・ジョージーズで開催される全英オープンの出場権が与えられる。
第1戦を終えて、ランクトップに躍り出たのは高山忠洋。
続いて片山晋呉、さらに同ランク3位の石川遼は、すでに有資格者だから、4位のブレンダン・ジョーンズが実質順位は3番目となる。
ランク1位の高山は、このまま権利を獲得できれば2005年以来、2度目の出場がかかるが、いまはまだ、そこまでは考えられない。
先週の開幕戦で片山、石川を退けてツアー通算4勝目を飾り、週明けは祝福の嵐を受けたが、「余韻に浸っている暇はない。先週は先週で終わりです」。
オフに過酷なトレーニングで下半身強化に取り組んだにもかかわらず、先の優勝争いで得た感触は、「いまひとつ掴み切れていない」。
思ったより飛距離も伸びていないし、帰宅して録画していた最終日のDVDを見ても、「ボールを乗せて運んで飛ばす、というのが出来ていない。打つテンポも早くなっていたし、自分のイメージとかけ離れていた」と、目につくのは反省材料ばかりだった。
「いまはその克服が先。今週はそのために何が出来るか。スイッチを切り替えて課題に専念したいと思います」。
自身初の2週連続Vは、無心で挑む。
<全英オープン日本予選ランキングトップ10(東建ホームメイトカップ終了時点)>
1位 高山忠洋
2位 片山晋呉
3位 石川遼(有資格)
4位 ブレンダン・ジョーンズ
4位 増田伸洋
6位 金聖潤
6位 H・T・キム
8位 谷口徹
8位 高山準平
8位 上井邦浩
8位 池田勇太
<すでに全英オープン有資格のジャパンゴルフツアーメンバー>
盧承烈 (2010年アジアンツアー賞金王)
金庚泰 (2010年日本オープン優勝者)
藤田寛之、石川遼(2010年ジャパンゴルフツアー賞金ランク上位2人)
平塚哲二、C・B・ラム(全英オープンアジア地区予選通過者)
カート・バーンズ(全英オープン豪州地区予選通過者)