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高校生の2人、浅地洋祐、川村昌弘がプロ宣言
浅地は「1番で3パットしてボギーとし、まずい」ムードになりかけたが、次の2番でバーディを獲った。結局この日は5バーディ、2ボギーの3アンダー69で回り、通算12アンダーでランキング11位とした。「6日間通して1日打ってしまったが(第5ラウンド 74)、それ以外は」納得できる内容だった。
来年はいよいよツアーへプロとして羽ばたく。「結果はどうあれ、出られる試合は全力で」挑む。「早く初優勝をしたい」気持ちもある。果たしてどんな活躍を見せてくれるのか楽しみである。
一方、川村は「やっと終わった」と安どの表情。不安定だったショットも「徐々に良くなってきた」ものの、好調な「パッティングに助けられた」のが、ここまでスコアをまとめられてきた大きな要因だ。予選ラウンドを終わり、残りの2日間は「思い切ってやるだけ」と第5ラウンドは71、そして最終日に待望の60台、3アンダー69をマークして、通算9アンダーでQTランキング19位だ。来年のツアーでは「目標はつくらず、チャレンジャーとしての1年目をやってみたい」という。
先にホールアウトしていた川村は、レストランで浅地と会うとハイタッチをし、お互いの健闘をたたえあった。「これで同期やな」という2人がこれからのツアーをさらに盛り上げていく予感がする。