記事
前日首位の藤本佳則が通算9アンダーでトップをキープ<ファイナルクォリファイングトーナメント第2日>
この日は、朝から降っていた雨も午前9時前にはやみ、風もない絶好のコンディションとなった。前日66をマークして首位に立った藤本佳則が、5バーディ、1ダブルボギーの3アンダー69で回り、スコアを通算9アンダーと伸ばし、首位をキープした。2位には3打差で上田成人、浅地洋祐、井上忠久の3人が並んでいる。
この日はキングコースをプレーした藤本は、10番からスタートして11,16,17番ホールでバーディを奪い、前半を3アンダーでハーフターンした。アウトに回っても1,3番でバーディを獲り、この時点で通算11アンダーとしていた。「ショットは昨日同様によく、ストレスもなく」プレーできていることが好スコアにつながっているようだ。
だが「いいゴルフが出来ていたのに、最後にやっちゃった」と苦笑いする。最終となる9番ホールのティショットを3番アイアンで打ったにもかかわらず、「フケてしまい」右にOB。このホールをダブルボギーとしてしまった。
普段なら怒りを爆発させるところらしいが、そこも「60代で回れてよかった」と自分をうまくコントロールすることが出来ている。22歳としては冷静でもある。頼もしい限りだ。
第3ラウンドからは、成績順の組み合わせ(1Rキングコース→2Rクイーンコース、1Rクイーンコース→2Rキングコースのそれぞれの成績順)となる。あと4日間でどこまでスコアを伸ばせるか、楽しみだ。