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藤本佳則が初日からの首位をキープ!<ファイナルクォリファイングトーナメント第3ラウンド>
この日は朝のうちは日も差し、穏やかな天候だったが、昼ぐらいからは風が吹き始め、各選手ともスコアメイクに苦労した。
前日まで首位の藤本佳則は、クイーンコースをプレー。この日は「ショットの調子が良くなく」バーディチャンスにつけることがなかなかできず、むしろ「パーを獲るのに必死」だった。風が強く「アイアンのラインだしはよくても、距離感が合わず、ピンの方向に飛んでいってくれなかった」という。
そんな中「シビアなパーパットが残ったが、キャディさんの読みがうまく」パーセーブを続け、結局1バーディ、1ボギーのイーブンパー72でまとめ、通算9アンダーで首位を守った。「キャディさんとパッティングに助けられた」1日だった。
「イーブンで上がれれば上出来かな」とホッとした様子。ホールアウト後の練習で「ショットの感覚も良くなってきたので、また初日、2日目のようにバーディをバンバン獲っていければいいな」と第4ラウンドに向けて、明るい材料もある。2位とは1打差と詰められたが、まだまだ3日間残っており、戦いは続く。
尚、72ホール終了時点で90位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出することが出来る。