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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2011
初代チャンピオンが登場!!
第1回大会は、1963年の11月5日。出場選手はたったの6人は、大阪のよみうりカントリークラブで2日間36ホールを行い、中1日の移動日を置いて、決勝ラウンドは千葉県の紫カントリークラブすみれコースで決着をつけた。
初代チャンピオンに輝いたのは初日に80を打って、最下位からスタートした選手だった。
奇跡の大逆転勝利をやってのけた石井朝夫(ともお)氏。
現在、御年88歳は今年、会場の東京よみうりカントリ−クラブにやってきた。いまもレッスン業で、多くの生徒さんを抱えるという鉄人はゲストとして、初日は恒例の開会式で現役選手と、肩を並べた。
凍えるような寒さにも、お元気にスタートの1番ティーインググラウンドに座って、選手たちを見送った。
その石井氏に、「君のバンカーショットは素晴らしいね、と声をかけていただいた」と、感激しきりは石川遼。
2週前の米国と世界選抜対抗のプレジデンツカップで「僕のバンカーはまだまだ」と、課題を持ち帰っていただけに、大いに励みになる一言だった。
石井氏も、今の若い選手たちの飛距離には、感心しきり。
また飛距離だけでなく、「今の子のは、スイングどおりの良い球が出たな」などと各選手のスイングを、事細かに分析する研究熱心さも見せられていたという。