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片山晋呉の自主トレに、今年は桧垣繁正も参加

白木氏とは5年ほど前から面識があったが、こうして長期で参加したのは今年がはじめて。桧垣は、片山が本格始動する5日も前から筑波大学に先入りし、ハードなトレーニングに身をゆだねた。

経験したことのない過酷さに、全身、筋肉痛でパンパン。
度肝を抜いて、「毎朝、起きたときに『もうやめよう、先生に今日で帰りますって言おう』と決意するんですが…。院生のみなさんに宿泊先まで迎えに来られると、いつの間にかまた、グラウンドに出て無心で汗を流してる自分がいるんですよ」。
そう言って苦笑するが、日を追うごとに目に見えて動きが良くなっていくことも、自覚している。

スポーツ選手ならではの勘のよさでコツをつかみ、あとから合流した片山にも「桧垣さん、早くもいい感じですね〜！」と、褒められた。

「今年は、5年ぶりに日本シリーズに出たい」と目標をかかげる桧垣。
「ここでしっかり体を作って、新しいシーズンにのぞみたいですね」。
片山と一緒に、合宿の残り5日間を乗り切る。





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