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ダイヤモンドカップゴルフ 2013

松山英樹は首位タイにも「ラッキーでしかない」【インタビュー動画】

今週の21歳は、なにやら大御所づいている。初日、2日目のジャンボ尾崎に続いて、締めは中嶋常幸。3日目は、2番でチップインを決めるなど、6つのバーディを奪って、38歳差のデッドヒートも、松山の満足度は薄かった。

「スコアとは裏腹に、内容はだめでした」。
難易度の高い5番では、確実にスプーンで刻んでフェアウェイをとらえ、190ヤードの2打目をうまく操り左5メートルの連続バーディを奪ったが、本人の手応えもここまで。

「5番くらいまでは良かったんですけど、そこから徐々に上手く打てなくなりはじめて、最後まで修正出来なかった」と、悔しがる。
思うように打てないショットと、思うように決められないパット。ストレスのたまるラウンドだったと振り返った。

68のスコアにも、「ラッキーです。ラッキーでしかないです」と、運に恵まれた1日であったことを強調した。難しいホールが続くインコースでは、特に終盤は耐える展開。その中で抑止力になったのは、ほかでもない中嶋の頑張り。

「凄いなと思った。優勝争いの中で、回りたいと思っていたので、崩れないようにと後半は、苦しい中でパーセーブ出来て良かった」と、あこがれの人との最終日最終組を実現させた。

予選2日間はジャンボ尾崎との初ラウンドに続いて、中嶋とはプロ転向後の初顔合わせ。昨年の三井住友VISA太平洋マスターズの予選ラウンドで共に回ったときはまだアマチュアで、あれからさらに成長した姿を披露する好機を得て「楽しみですね」と、ひそかに胸も高鳴る。

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