記事

市原弘大 『良い親孝行になれば』 <全英オープン火曜日>

いまから4ヶ月前の3月上旬、タイのアマタスプリングカントリークラブで開催された、全英オープンのアジア最終予選。2日間競技でおこなわれ、上位4名に本大会への出場資格が与えられるこの最終予選を、見事3位で通過してみせたのが市原弘大だ。
市原は昨年も全英オープンのアジア最終予選に出場して5位と、あと一歩及ばず本大会への出場を逃していただけに、今回の予選突破は喜びもひとしおだった。
この時、市原は「最高の気分。今から聖地でプレーするのが待ち遠しいです。」とコメントしていた。

そんな市原に今の気分を聞いてみると、「やっぱり全英オープンは良い雰囲気ですね。大会の空気が良いです。」と、初めての海外メジャーを存分に感じている様子。
先週は日本がオープンウィークだったこともあり、先週のうちからイギリス入りしており、時差ボケも既に解消済みだ。

市原は、子供のころに父の手ほどきを受けてゴルフをはじめ、今でも一番身近にいるコーチでもあり、師匠でもある。
今回の全英オープンには、その父親を連れて来ている。
「初めての海外メジャーですので、見てもらいたくて・・・。ほんの少しだけ親孝行が出来たような気がしています。」

予選通過、さらにその上にいくことができれば、最高の親孝行になるはずだ。

関連記事