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ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 2022
市原弘大、アマチュア予選に誘われる
“お得意さん”が2日目のリーダーボードに名前を載せた。
プロ21年目のベテラン、市原弘大(いちはら・こうだい)が6バーディ1ボギーの「65」で回り、10位タイで決勝ラウンドに進んだ。
「調子はぼちぼちですが、今日は最低4アンダーか、5アンダーで回りたいと思っていたので、最低限はクリアができた」と、安堵した。
39歳。
「体力も気力も、若い子より回復に時間がかかります」と、苦笑しながらトレードマークの笑顔を絶やさずアマチュアの方とも和気藹々。
前日初日は、東コースを一緒に回ったペアがダブルス戦で優勝されたそうだ。
「ゴルフを凄く楽しんでおられるのがこちらまで伝わってきます」といっそう笑みを深めて、「僕も、あまり根を詰めすぎずに楽しくやろうかなと。それが、今週は良い方向につながっています」と、この日の西と合わせて通算9アンダーの好スコアにつなげた。
かねてより、全国に500超のショップを展開する大会主催のゴルフパートナーのお得意さんで、先月も「他の選手が打っているのを見て、自分も試したくなりまして」と、ネットで8万円のアイアンセットを購入したばかりだ。
いつも行くという地元・千葉県八千代市にある練習場「明治ゴルフセンター」もショップ併設で、「こないだゴルフ小物を買ったら、レジで『予選会に行けますが、いかがですか』と」。
マスクにメガネの変装姿でプロと分からず、今大会のアマ予選出場を勧められたそうで、(かなり面白いシチュエーション・・・)と、内心クスクスしながら、「いえ、僕は大丈夫なんで・・・」と、丁重に辞退をした。
何かと大会ゆかりのベテランプロは、好位置で決勝ラウンドに進み「残り2日も引き続き4、5アンダーを目標にやって、それ以上のスコアが出せればいいな」と、さらなる上昇を期した。
