今年からシン主催者の「ACN」と、サポート契約を結ぶ男子プロは3人いて、うち堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)と芦沢宗臣(あしざわ・ひろたか)の2人は無念の予選敗退した。
堀川は、この日4バーディに対してボギー1個と、ダブルボギーが2回と、11番のトリプルボギーが1回。
初日と合わすとティショットで1WのOBを3回もしており「それに尽きる」と、肩を落とした。
ACNのスタッフさんに慰められて「残りの試合で良い結果をご報告できるように頑張ります」と、以後の健闘を約束してコースを去っていった。
週末に姿を消した堀川と、芦沢の分もと気を張るのは、41歳のベテランだ。
プロ23年目の市原弘大(いちはら・こうだい)が、ACNと契約していただくに至った経緯は3年前に、「マイナビABCチャンピオンシップ」のプロアマ戦で社長さんとラウンドしたのがきっかけという。
「しばらくしてご連絡をいただいて・・・」。
当時も急なお申し出に驚いたが今年から、本大会の主催をしていただくことが分かった際にもびっくりと同時に、「本当にありがたいと思います」と、感謝に堪えなかったという。
さらに会場に来てから市原の恐縮が増したのは、場内の特別協賛ボードにサポート契約企業の「伊藤ハム」と、契約メーカー「ブリヂストン」のロゴが合わせて掲載されていたこと。
「今週は、自分のスポンサーさんが3社もあることが分かって余計に頑張らなくてはいけないと・・・」。
初日のイーブンパーで黄色信号が灯った決勝進出も、2日目の2アンダーで、かろうじてクリア。
「ひとまず最低限はできました」と安堵し、「恩返しのためにも明日あさってで、できるだけ上へ」。
若い2人の分まで背負う覚悟だ。
なお、堀川は予選落ちをしましたが、堀川がキャラクターをつとめるACNのテレビCMにちなんだキャンペーンクイズは土日も引き続き、実施中です。
抽選で出場選手のサインパネルか大会オリジナルのサインキャップが当たります。ふるってご参加くださいね。