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日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills 2012
第2ラウンドが終了、ゲームは第3ラウンドに突入(3日目)
前日は10番ホール終了時点で通算10アンダーの暫定首位に立っていた川村昌弘は、再開ホールの11番から4つスコアを落として、通算6アンダーの4位タイで、決勝ラウンドを迎える。
川村は12番のアプローチで「人生初」の2度打ち。自己申告で1打罰を受けてダブルボギーを打ったが、それでも相変わらず首位と2打差のV争いにはコーチの増田哲仁さんと、むしろ「ちょうど良い位置」と、笑顔で頷き合った。
9時前にひとまず第2ラウンドを終えた川村は、このあと第3ラウンドまでの長い待ち時間をどう過ごすかも課題。
「まずはマッサージを受けて・・・」と、ティオフまでのスケジュール取りにも余念がなかった。
なお、第2ラウンドの消化をもって、予選通過者が決まった。通算3オーバーは53位タイまでの68人が、決勝ラウンドに進んだ。
前日はまさに、カットラインの通算3オーバーで競技中断となり、この日は早朝から薄氷の予選通過をかけて、残り4ホールをこなして上がってきた鈴木享は「なんとかパー、パー、パー、パー・・・で上がってきたよ」。早朝からいくつかのピンチもしのいで、辛くも決勝ラウンドに胸をなで下ろした。
予選通過には遠く及ばない通算8オーバーで、しかもこの日は最終18番の、たったひとホールをプレーするために、早朝の宍戸にやってきたのは、今大会は2009年のチャンピオンの五十嵐雄二だ。
「このまま帰るのは悔しかったので」と、せめて最後のバーディ獲りに挑んだが、パーに終わって予選落ちにも、「時間はいっぱいあるからね」と、その足で居残りの練習場に向かった。
悲喜こもごもの大会3日目。第3ラウンドは、引き続きアウト10時30分、イン10時40分よりスタートしました。