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マイナビABCチャンピオンシップがメディアデーを開催
メディアデーに参加した元阪神タイガースの捕手で野球解説者の矢野燿大(やのあきひろ)さんは、大会週の28日月曜日に開催される予選会「マンデートーナメント」への挑戦を表明。
矢野さんは「本当に自分が出ていいのか」という迷いもあったと告白した。
「恥をかくのも嫌だし、プロの方にも失礼ではないかと迷った。でも実際にツアーのセッティングに挑戦してみたい気持ちが強かったので」と、決意に至るまでの逡巡を語った。
そんな矢野さんの背中を後押しするプロゴルファーが大会の地元、関西出身の藤本佳則。
2人は東北福祉大学で先輩、後輩という間柄。矢野さんとともに、この日のメディアデーに参加した藤本は、プライベートでラウンドしたこともあると言い、「飛距離がすごいです。スピードとパワーが僕らプロゴルファーとは何段も違います」と大先輩の腕前に、太鼓判を押していた。
また、大会での自らの健闘も誓った。
「関西で生まれて育ったものとして、関西圏で優勝してみたい」と、藤本。
「もちろん、どの大会でも優勝したいけど、この大会は特別なものがある」と話す。
このマイナビABCチャンピオンシップは高校時代に、初めてツアーで予選通過を果たしたトーナメントという。
「プロ世界でもやっていけると自信になった思い出の大会で、勝ちたいというのが頭のなかにあります」と、初制覇への意気込みを語った。
なおこの日のメディアデーでは今年から、“前売券・4枚セット”の1枚で平日2名様が入場出来るようになったことや、これまでは567ヤードの6番パー5が、480ヤードのパー4に変更されることなどが、発表された。