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横田真一・新選手会長「今年は、ゴルフと会長職。その両方を精一杯まっとうします!」

8日、日本ゴルフツアー機構の事務所で行われた選手会理事会で、将来の男子ツアー像について熱弁をふるう横田
女子ツアーに押され気味だった、昨年の男子ツアー。しかし、今年の選手会長に就任した横田真一は、この現象が「むしろ、追い風になる」と、考えている。

「…確かに、人気に差をつけられたことは忌むべきこと。でも、こうしてピンチに立たされることで、僕らの中で『なんとかしなければ』という思いがいっそう強くなった。差をつけられまい、とよりいっそう頑張ることが、ひいてはゴルフ界全体の底上げにつながっていくと思うんですよ」。

初の会長職には、まだ戸惑うばかりだが「たくさんの人たちの意見を取りいれながら、1年間、会長職をまっとうしたい」と、燃えている。

就任が決まった瞬間、夕子夫人にもすぐに電話報告。「男子ツアーのために、がんばって!」との激励を受けている。

会場内でいちじるしくマナー違反した選手にはなんらかの罰則をつけるなど、おぼろげながらも、改革の構想が頭の中にあり、「そのためにも、ぜひ関係各位からたくさんの方のご意見、ご鞭撻を頂戴したい」と、アピールする。

自身のゴルフの“公約”も忘れない。「今年は、8年ぶりのツアー優勝を狙っていきます!」と力強く言ってのけた横田。

次週の米ツアー『ソニーオープンインハワイ』では、テレビリポーターの初仕事も待っている。
「会長として、選手として…。精一杯、男子ツアーを宣伝していきますよ!」。
前年度の手嶋多一に負けない会長ぶりで、ジャパンゴルフツアーをグイグイと引っ張っていくつもりだ。

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