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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central 2013

2日目にして17アンダー! 藤本佳則が首位キープ【インタビュー動画】

あと一歩で新記録だった。36ホールの最少スコアは、データが残る85年以降でいうなら倉本昌弘が1987年のマルマンオープンで記録した18アンダー。後半の8番のボギーがなければ、タイ記録だった。さらに1つ縮めれば記録更新も、「達成出来たら凄かったけど。そこを目指してゴルフをしているわけではないんでね」と、別段がっかりするでもなく、ゴルフ界のビリケンさんはひょうひょうと上がってきた。

2日目にして、通算17アンダーに到達したが、今週は「バーディをとっても喜ぶでもないし、ボギーを打っても悔しくない。特に入れ込むでもなくのんびりとゴルフをしているから、欲もない」。ごく自然体で、この日も9つのバーディを積み上げて64。
「はたから見たら、やる気ないんとちゃうかなと思われるかもしれない」と、ひそかに自分でそんな危惧さえ感じるほど、肩の力も抜けて「良い意味で、今週は吹っ切れてやれている」。

ルーキーイヤーの昨年は、夏以降の不振も手伝い、「学生時代はこんなに続けて試合もやらないので」と、そこに連戦の疲れも加わり、嫌気がさしたことも。

しかし、そんな経験も踏まえた2年目の今季はプレー後のケアも入念に、中だるみを感じることもない。
大会は、稀に見るバーディ戦に、「このコースは1日に12アンダーが出ても不思議じゃない。誰が勝つかも分からへん」と予測もつかない展開でも次の2勝目にむけて、本人の準備はすっかり整っている。



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