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ジャパンゴルフツアーメンバーらが席巻! 全英オープンアジア予選(3月1日)
通算13アンダーで、ダントツのトップ通過を果たした地元出身のキラデク・アフィバーンラトは、日本ツアーはシード4年目。また通算9アンダーの2位につけた松山英樹さんは、いわずと知れたスーパーアマだ。
昨年は、最終18番でトリプルボギーをたたいて目前で出場権を逃した因縁のコースで今年も土壇場で松山さんに試練が訪れた。
一時は通算11アンダーまでスコアを伸ばして、予選突破は確実のところまで行きながら、16番でボギー、17番ではダブルボギーをたたいてひやりとしたが、鬼門の18番で昨年のリベンジだ。
2打目をピンそばにつけるスーパーショットで、今度こそ切符をがっちりと握りしめて離さなかった。
2011年のマスターズでは、日本人として初のベストアマチュア賞に輝いた21歳にも、初めての全英オープン。「マスターズではたくさんの経験を積みましたが、全英オープンでもまたさらに成長出来ると思っています」と松山さんは話しているという。
そのほか、呉阿順は中国出身の新鋭と、丸山大輔は日本で2勝、アジアンツアーでも2勝の経験があるベテランが、3位タイで並んで出場権を獲得。
丸山は今月16日に42歳。その目前の嬉しい権利獲りに「今日の結果を誇りに思う」と話した。
なお、惜しくも次点で出場権は逃したが、昨年ルーキーイヤーにして初シード入りを果たした19歳の川村昌弘も5位タイと健闘した。
池田勇太は9位タイだった。