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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central 2013

藤本佳則は恒例のキッズエスコートで「僕、埋もれてますやん!」

「怖がらなくていいよ!」と優しく手を引く池田勇太
子どもたちが、ひそひそと話し合う。「・・・緊張しちゃう!」。いざ顔合わせの瞬間も硬い表情で、選手たちを見上げる子どもたち。明らかに、不安の色を感じ取って声をかけたのは選手会長。「怖がらなくてもいいよ!」。
確かに池田勇太は一見、強面(こわもて)だけど。見かけは怖いかもしれないけれど、みんな優しいお兄さん。さあ、手をつなごう。
いままさに、スタートしていく選手たちと、一緒にティーインググラウンドに入場する「キッズエスコート」。この「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」では毎年、開催地の地元の小学校に、社会貢献活動の一環として、スナッグゴルフのコーチングセットを寄贈してきた。

今年は岐阜県富加町の富加小学校に贈られることが決まり、この日も富加小学校のお友達が最終日の1番ティで、大会に華を添えてくれた。

お兄さんたちは、普段は全然怖くない。だけど、ひとたびクラブを握ればたちまち戦う男の顔になり、びっくりするような豪快ショットを目の前で見せてくれた。

また、この日は一番最後に1番ティを出ていったお兄さん。「なんでよりによって、僕はこんな大きい子ばっかりなん?」。もう、今にも身長で追い越されそうな女の子のお友達と手をつなぎ、記念撮影も「僕、完全に埋もれてますやん」と言って笑わせたのは藤本佳則。
ツアーが誇る小さな巨人もまた、いざアドレスをして、コースを睨んだら、こちらも胸のすくようなティショットで、そのままVロードを駆け上がっていった。

「今日、見たお兄さんたちみたいになりたい・・・!」と、思ったお友達。学校にスナッグゴルフが届いたら、みんなで楽しく練習してね。いつか、必ずその夢に手が届きますように・・・。その瞬間を、今日一緒に手をつないだお兄さんたちも、心から祈っています。

  • 同じ組の塚田と、小田と参加したキッズエスコート。小田からも「プロはどこ?」と冷やかされた藤本は「・・・ほんまに僕、埋もれてますやん!」

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