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elite grips・JGTOチャレンジIV 2012

塚田陽亮は惜しくもプレーオフで敗れるも「これも経験」

最終18番バーディー締めで追いついて、森田徹、川岸良兼、神山隆志、貴田和宏との初めて挑んだプレーオフ。しかし、その健闘ぶりはとても初体験とは思えないほどであった。
2ホール目から森田徹との一騎打ちとなった激闘は、勝利した森田に「塚田くんとの勝負に勝てて良かった」と言わせるほど。

勝負の3ホール目、グリーン手前から放った第3打目は惜しくもグリーンオンとはならず、再度第4打でグリーンオン。先にバーディーパットを決めた森田に優勝を譲る形となった。

自身初のプレーオフに敗れても、プラスになることばかりだった本大会。
「これも良い経験。これからはこのチャンスをいかに生かすかが課題。」と前向きに捉えている。

先週の『JGTO・PGAチャレンジカップⅡ in房総』で予選落ちに終わり「ビクビクして会場入りした」開催前から比べると、ベテランプロとの優勝争いに顔を連ね、最後の最後まで戦った結果には大きな収穫を手にした様子。
「一生懸命やっての結果。プレーオフという”授業料”を払って勉強させてもらった。」

本大会で塚田は62万3,750円を獲得。今季未勝利ながらも、獲得賞金額326万9,483円とし、 チャレンジトーナメント賞金ランキング4位に躍り出た。

目指すは最終戦、もちろんその先に見据えるのは賞金ランク上位7名に与えられるツアートーナメント前半戦の優先出場順位(第1回リランキングまで)。
シード権獲得に向けて大いに前進した塚田。次のチャンスに期待したい。

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