記事

日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills 2012

第2ラウンドはサスペンデッド

競技中断で引き上げてきたところ。「明日も集中力を切らさずに頑張ります!」
今季のツアープレーヤーNO.1決定戦「日本ゴルフツアー選手権 シティバンク カップ 宍戸ヒルズ」の第2ラウンドは、雷雲接近のため、15時29分に競技が中断されたまま、天候の回復が見込めず、サスペンデッドが決定した。

このため最終組から14組の37人がホールアウト出来なかった。

暫定の首位につける川村昌弘も、10番でこの日5つめのバーディを奪い、11番のティショットを打った直後に、プレーが止まってしまった。まだ18歳のルーキーは、しかしその意識はもはや、立派なツアープレーヤーだった。

17時にサスペンデッドが決まるまでの1時間31分間。再開か、それとも翌日に持ち越されるか。決まるまでの間も、気持ちを緩ますことがなかった。
それどころか決定してからも、厳しい表情は変わらなかった。

やむなくいったん、引き上げるだけのことで、第2ラウンドは「僕の中ではまだ完結していない」。だから報道陣の前でも、この日はすでに消化していた10ホールの状況や、心境を詳しく話すことを極力避けた。

雷が鳴ることは、朝の予報で知っていた。
この日は午後12時48分からのスタートに、予報が当たれば3日目は第3ラウンドと合わせて長丁場になることも、予想がついていた。

「体力的に大変になるのは、みな一緒ですので。集中力を切らさずに明日また、続きをやろうという気持ちです」。
18歳のルーキーが、デビューから7戦目の試練に挑む。

第2ラウンドの残り競技は、6月2日(土)の朝6時45分から再開する予定です。
また続く第3ラウンドは、10時30よりアウト・インからスタートする予定です。

関連記事