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〜全英への道〜ミズノオープン 2011

ミズノ契約のホストプロ、小林正則は10位タイに

2日目に2打差の単独首位に立ち、狙わないはずはない。デビュー時からクラブ契約を結ぶミズノが主催する今大会で、上位4人に送られる全英オープンの出場権。

5月のとおとうみ浜松オープンで、あの石川遼を破ってツアー初優勝をあげた。いまもっとも勢いのあるホストプロの一人として、初のメジャー切符は絶対に欲しかった。

しかし、3日目の失速が痛かった。
この日は最終組で出ておきながら、77と大叩きをして頭をよぎったのが2週前のことだった。今季のツアープレーヤーNO.1決定戦は「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」でも、3日目に77を打って14位タイまで落ちた。

「3日目の最終組は難しい・・・」。ムービングサタデーの戦い方に、今回も課題が残ったが、最終日はどうにか粘って通算5アンダーは、10位タイフィニッシュ。
主催者に、大会史上3人目となるミズノ勢の優勝で報いることは出来なかったが、「4日間を通じて、最低限のプレーは出来たと思う」と前を向いた。

初めてのメジャー参戦とはいかなかったが、初優勝以来たびたび優勝争いに加わって、その心構えも掴めてきた。
「メンタル面も、徐々に克服して結果を出したい」と、次の2勝目も目標に据えた。

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