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市原弘大が首位と2打差の2位に浮上
しかし、「寒さ」は堪える。「朝のうちは寒くて体が回らないから飛距離も落ちてくる。奥に行くと難しいグリーンが多いので、ショートでもいい」と手前から攻めたのが功を奏した。クイーンコースの10番からスタートした市原は、「前半でポンポンとバーディが獲れて」3アンダー33。「後半は守る感じで」プレーして1アンダー35にまとめた。
市原は2012年に2年間保持していたシード権を喪失。そして、昨年のファイナルQTはよもやの予選落ちを喫した。アジアンツアーでは2009年に賞金ランキング13位に入る活躍を見せたが、その後の成績は下降線に。今年のアジアンツアーの賞金ランキングは99位。思うような成績を残せていないのが現状だ。
しかし、彼はまだ31歳。ゴルフではまだまだこれからいくらでも伸びる。これまでも「日本でプレーできなくても、世界で探せばいくらでもプレーできる」と前向きな考えの持ち主だ。悲壮感はない。
2日間を終わっても「これから」と、残り4日間に挑む。