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つるやオープンゴルフトーナメント 2013

藤本佳則が「名前で呼んで!」【インタビュー動画】

プロ2年目の春。昨年は、ツアー1勝を挙げて迎えた。そこはかとなく、漂う自信。この日は、ルーキーで、東北福祉大の後輩の松山英樹とのラウンドにも、貫禄を見せた。

「松山は学生時代から、ずっと一緒にやってきた選手。和気藹々出来ました」と言いながらも前半のうちに、一気に6バーディで、突き放した。
「コースに出たら、先輩後輩関係ない」と、プロの気概を見せつけた。

2年目を期して、オリックス・バファローズのT−岡田選手とオフトレを励行。
「キャンプインしたら、もっと凄いメニューをやるそうです」と、プロ野球選手のパワーとスタミナに、目を剥きつつ高校時代から、こと体を鍛えることに関しては、藤本にも覚えがある。

「僕も、もともと頑張るタイプなので。これ以上頑張ったらどうなるか」と、笑って言えるほどに、準備は整えてきた。
昨季、中盤に陥ったモチベーションの低下は、飯田光輝コーチと話し合い、疲れが出てきた際に、スイングにどんな影響が出るかを事細かく分析して、その対策もばっちりと考えてきた。

「今日より明日、上手くなっていたい」。その証しとして、次の2勝目は必須で、「そのあと3勝・・・と続けて終盤には賞金争いもどうか、という位置につけていたい」と、今年は必ず飛躍の年にする。

同じ組の松山に関して「マスコミさんに、ずっと追われて可愛そう。遼くんみたいに、プライベートがなくならなければいいけど」と同情しつつも、プロゴルファーは露出も大切。

先日、街中でいきなり指をさされて言われた。「ビリケンさんや〜!」。存在を、知られているのは嬉しいが、「それはないやろ、名前で呼んで!」。そのためにも、順調に勝ち星を重ねていきたい。

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