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レオパレス21ミャンマーオープン 2016

勝ち星に飢えた藤本佳則「優勝したい」

今年は、早々にスタートしたシーズンに「まだ何も準備が出来ていない状態」。昨年は、第二子が誕生して「一人目が泣き止むと、今度は2人目が泣き出す感じ。僕も可愛がっているけど、抱っこして、お乳が出るわけでもないし、お母さんは大変です」。つかの間のオフは、しばらくクラブを休ませ、イクメンを気取ってみても、祐未夫人の負担は変わらず、気遣いながら、極寒の日本を飛び出してきた先週からの海外2連戦。

思いの外ショットの状態は良く、読んでもとうてい読み切れそうにないミャンマーのグリーンは「諦めて、考えないで打っていた」と、ストレスをためないように、68で回ってきた。

海外の試合はどんな小さなチャンスも生かして、出ていきたいが発展途上にあるミャンマーの文化には、まだなじめない。「僕、繊細やから」とは、関西人のボケだとしても、ここが日本でも、どこでも2年も勝ち星に見放されたままでは・・・。
「勝ってなんぼの世界やからね。賞金より何より今は優勝したい」。ミャンマーで、なんとか飢えを癒やして帰りたい。

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