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今週、WGCブリヂストン招待
日本からは、3選手が挑戦する。
昨年の日本ツアー「ブリヂストンオープン」のチャンピオンとして、当地に赴いた丸山大輔。
開催コースは米ツアーでも、屈指のモンスターコースと恐れられ、総距離7400ヤードのパー70には、練習日の30日に早くも弱音がこぼれた。
「もう帰りたい・・・」。
過去には米ツアーの参戦経験もありながら、今年は1月に右足小指を柱にぶつけるケガも加わり、近頃はパワー不足に嘆く43歳のベテランは「毎日が地獄。大変」と、大会には予選カットがないことが、かえって足かせにならなければいいと、祈るような思いでコースに立つ。
竹谷佳孝は、我らが誇るジャパンゴルフツアープレーヤーNO.1。今年の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」を制して、初の米ツアーに挑む。
そのコースの恐ろしさはすでに、青木功や松山英樹から嫌というほど聞いており、想像通りの厳しさには改めて驚いた様子だが「無理せず、背伸びせず、欲を出さず」の三拍子で「自分の出来ることをしっかりとやっていく作戦。周りの環境に惑わされずに、いつもどおりの自分を出していく」との信念を貫き通す覚悟だ。
そして、こちらはいつもどおりに余裕綽々の若武者。松山英樹はこの大舞台で、米ツアー2勝目を狙う。開幕直前のこの日水曜日はあえてコースには出ないなど、相変わらずマイペースのリラックスぶりで、初日に同じ組で回ることが決まったブラント・スネデカーにも挨拶を済ませ、コースを引き揚げる際には、気さくにサインに応じ、地元ファンへの“挨拶”も済ませて、さあ準備は整った・・・・・・!!