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マイナビABCチャンピオンシップ 2014

昨年のリベンジ! S・K・ホが今年もV争い

昨年は池田勇太とのプレーオフの末に2位も、ここABCでの戦い方は、心得ている。「どれも距離の長い4つのパー3が、まず鍵を握る」。無難にパーで切り抜ける、と一口に言ってもピンチの際にも、屈指の高速グリーンは「無理にパーを拾いに行くと、ボギー以上のスコアも出かねないので」。

気持ちをぐっと抑えて、特に3番と8番、12番と16番は「慎重に、次の手を考えてプレーすることが大切です」。今年こそ手堅く、昨年のリベンジだ。

毎年、この大会は、兵庫県西宮市に構えた自宅から車で約30分の“自宅通勤”も今年は、ホテル暮らしの毎日だ。
実はすでに家を引き払い、母国韓国に帰って新居を構えたのは、長男トンファンくんの将来のため。
「教育や、今後のことを考えると、やはりこの機会に故郷に帰ったほうがいい」と大黒柱の大英断。そんなこんなで今年は家族の応援もなく、ちょっぴり寂しい優勝争いにはなるが、「週末には良い知らせを届けたい」。家で吉報を待つ家族に、6年ぶりのツアー通算9勝目を届ける。

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