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中日クラウンズ 2015
初出場の21歳! 稲森佑貴が和合で8位タイスタート
初めて回る和合は、「ラフに入れたら、すぐにボギー影がちらつき始める」。分かっちゃいるけど、そうやすやすといかないのが、難攻不落と呼ばれるゆえん。
乾いた風にさらされて、次第に硬さと早さを増していくグリーン。
ラフからフライヤーするのかしないのか。判断もつきあぐねて後半はまんまと罠にはまった。
「もったいないボギーを叩いた」。12番からの3連続ボギーがまさにそれ。
12番では「ディボット跡の軍団にボールがはまった」と、そこはやむを得なくても、13番は奥から急激な下りのバーディトライの3パットが痛い。
さらに14番ではまんまと右のラフにはまって、改めて「ここではなるべくフェアウェイからグリーンを狙えるように」と肝に銘じた。
昨年の賞金ランクは75位につけて、いわゆる“第二シード”に滑り込んだ新顔は、初日2アンダーは上々のスタートにも満足せずに「明日は、今日のミスを生かしてまずはしっかりと予選通過。それが出来たら、どんどん上だけを狙っていく」と、8位タイは上々のスタートにも気を引き締めた
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