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岩田寛は「帰ろうと思った」(全英オープン初日)

今年3月にタイで行われたアジア予選をトップで勝ち抜き、手にした6年ぶり2度目の出場権も、初日が開幕するなり「帰ろうと思った」。2番でフェアウェイから打った2打目を左のバンカーに打ち込んで、大目玉。早々のダブルボギーに、気持ちはつい、後ろ向きに。

しかし直後に、前を向けたのが良かった。3番で15メートルものバーディトライがカップに沈んで「生き返った」と、後半は前組の先輩の活躍も励みに踏ん張った。

この日、3アンダーで回ってきた塚田好宣。「塚田さんのスコアボードの赤字が見えていたので。自分も頑張ろうと思った」と、丈高いブッシュにも負けずに2アンダーの19位タイ。
「嫌な距離のパーパットもよく入ってくれたし、明日も風向きなどよく注意して、頑張ります」。リンクスコースでこそ、冷静な判断を心がける。

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