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〜全英への道〜 ミズノオープン 2015
川村昌弘は、1週間でいっぺんに2つのメジャー切符?!
そして今週は、全英オープンの出場権がかかる。
今年の会場は、かのセント・アンドリュースとあらば、「やっぱり今週はそれが一番の目標ではある」。
しかし、大きなことを言えるデータが手元にない。
なにしろ、今週の会場のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部は、過去3度の出場で、「3年連続でかすりもせずに落ちている」。
初年度の2012年の102位を皮切りに、13年は98位。そして昨年はまた102位と、散々な結果も、冷静に振り返ってみれば、年度ごとにそれなりの事情はあって、「一昨年は親指を痛めていたし、去年はロンドンで全米オープンの予選会に出たあと、BMW(PGA選手権、欧州ツアー)に出て、そのあとこのミズノに出て」。過密スケジュールに疲れ切っていたから「調子よく来て落ちたのは、1年目だけで」。各年の背景を思い返してみれば悲観するほどのデータでもない!
昨季は、アジアンツアーの掛け持ち参戦を経験して、スケジュール管理の重要性を痛感したから先週もしっかりと休養が取れており、4度目の今年は体調の懸念も、コースでクシャミが止まらなくなる花粉症くらい。
「とりあえず、まだこのコースでイーブンパーで回ったことがないので。アンダーパーで回りたい」と、地道にメジャーへの道も普段どおりにマイペースで歩いていく。