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藤本佳則『ようやくコースが分かってきた』 <WGC大会3日目>
ファイアストーンCCの難易度の高さに、世界のトッププロたちも思うようにスコアを伸ばせずに苦しんでいる。
藤本も1日目、2日目と自分のゴルフをさせてもらえず、いらだちを隠しきれなかったが、今日の大会3日目は3バーディ、4ボギーの1オーバーと、3日間の中で一番良いスコアでホールアウトすることができた。
3日間のトータルは8オーバーだが、67位タイから61位タイへと順位も上がった。
前半の出だしの1番ホールでバーディを取ったが、4番、6番、7番とボギーとしてしまう。
昨日の2日目と同じようにこのままボギーが先行してしまうかと思われたが、今日の藤本は後半の出だしの10番でバーディを取り、14番でもボギーとしてしまうが、最終の18番でバーディを取って、見事にスコアを立て直した。
1日目、2日目から何かを変えたわけではないという藤本。
「ショットやパットの内容は今までと同じです。悪くはなかった」と語り、
「でもこのコースがようやく分かってきた。コースが分かってきたらコースマネージメントができるようになった」と今日3日目のスコアに繋がった要因を説明。
「そのおかげで、パーをセーブすることができたホールが多かった。その辺りが今日のスコアに繋がったと要因だと思う」と、今日のラウンドを振り返った。
「でもコースマネージメントができても難しいコースである事には変わりないけどね」と語り、
「明日の最終日はアンダーパーでまわれたらうれしいです・・・たぶん難しいかな」と苦笑い。
「明日もやる事は一緒、最終日頑張るのみです。」と笑顔で明日への抱負を語ってくれた。
明日はコースマネージメントを活かして藤本らしいゴルフができる事を期待したい。