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アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン 2004

片山晋呉が獲得賞金1億円を突破、「これからが、勝負です」

あまり体調が万全でないながら、「この第1回大会を盛り上げたい」との一心で、大ギャラリーを引き連れて、伊沢利光、宮本勝昌らと最終組での優勝争い。

前半こそ伸び悩んだが、バック9で4つ伸ばして単独2位。
精一杯のプレーで、会場を沸かせた。
「…今日はたくさんの人が来てくれて嬉しかったし、やるべきことはできたかな」。

これで、今季の獲得賞金も1億円を突破したが、「僕は、そんなことを目標にはしていないから」と、きっぱりと、言い放った。

狙うは、2000年以来2度目の賞金王の座。

約1600万円差で、2位にS・K・ホ、4位にY・E・ヤンら韓国勢ほか、谷口徹ら強豪が控えている。
賞金レースは、これからが本番。
「ぎりぎりまで引っ張って、終盤まで盛り上がったほうが面白いでしょう?」と、ニヤリ。
しかしその表情を見る限り、最後に主役の座につくのはやはり自分、と言わんばかりだ。

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