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ニュージーランドオープン選手権最終日

ザヒルズゴルフコースで行われたニュージーランドオープン選手権の最終日は、岩田寛と川根隆史が通算2アンダーで、39位に終わった。14番からの3ホールはふいに強まったという雨風に、一気に6つもスコアを落とし悔しがった岩田。「天候がめまぐるしく変わってアンラッキー。ショットの調子は悪くなかったので、この3ホールがなければもう少し上に行けた」。
初参戦の今大会は、今年からJGTOとパートナーシップ契約を結び、「関係者にもたくさんサポートしてもらって感謝の気持ちで一杯です」。4日間で得たものを、今後の糧とする。「自分のゴルフにつなげられると思う」と話した。

川根も「今回は良い経験がたくさん出来た」と、手土産を得た。「特に風に対する殉難な対応はとても勉強になった」と、このあとはワンアジアツアーの予選会出場のため、全英オープンのアジア予選に挑戦する岩田とともに、タイに向かったという。

岩田、川根とともに、決勝ラウンドに進んだ佐藤和夫は通算6オーバーの65位タイ。それでも、この日は4日間の自己ベストの70で回って恩人に感謝しきりだ。前日からきゅうきょ、キャディをかってでてくれた先輩プロの清水一浩。「特に緊張もなく、気持ちよくプレーが出来た。清水さんのおかげです」。佐藤にとっては初めての海外ツアー。「いろいろな攻め方、打ち方があって、吸収することがたくさんありました。自分のゴルフの視野も広がり、また来年のこのトーナメントに挑戦したいという気持ちになりました」と、充実感一杯に語った。

優勝は通算18アンダーをマークした、ディミトリアス・パパダトス。オーストラリア出身のギリシャ人という。2位に4打差つける圧勝は、プロ転向2年目の22歳にとって、キャリアップへの大きな足がかりとなった。

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