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2003年チャレンジトーナメント開幕!第1戦・プロギアカップ(関東)大会初日、首位に立ったのは韓国出身のキム・ヒュン・テイ

2003年のチャレンジトーナメントが開幕した。第1戦の「プロギアカップ(関東)」は、茨城県のワイルドダックカントリークラブが舞台。常陸利根川に隣接し、全体的にフラットだが、18ホール中16ホールでウォーターハザードが絡み、しかも6.977ヤードのパー71と距離もあるこのコースで、攻略のカギとなるのは太平洋から吹く風の計算だ。
17日の大会初日も気温20度を越す陽気の中で、やはり風速4メートルの海風が選手たちを悩ませた。そんな中、7バーディノーボギーで単独首位に立ったのは、昨年のファイナルQTランク114位のキム・ヒュン・ティ、韓国出身の26歳だった。
この日の1番ホールでは、307ヤードドライブ。驚異的な飛距離を出しながらも安定したショットで、ロケットスタートを果たした。
単独首位発進したキムの話
「素晴らしいコースコンディションの中で、良いゴルフができました。風はそれほど気にならなかったですね。去年のQTで、思うような順位を出せなかったので、今年は、出られる試合は全部挑戦し、チャンスをつかみたい。目指す選手は、昨年日本ツアーで2勝した同じ韓国のS・K・ホ選手。来年こそ彼と一緒に、ジャパンゴルフツアーを主戦場に、戦いたいです」
※キム・ヒュン・ティ(H.T.Kim)の主な戦歴:<アマチュア>1999年日本アマセミファイナリスト、1999年日本オープン68位 <2000年のプロ転向後>2001年韓国PGA 3位

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