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米ツアー開幕戦 メルセデスチャンピオンシップ 最終日結果

最終18番では、大ギャラリーを前に、ヨレヨレのポーズで笑いを誘った。
 「もう、疲れ果てましたね…(苦笑)」
 ショットは、悪くない。第1ラウンドは6位タイと、上々の滑り出し。
 「しかし、やはりゴルフはパッティングがすべて。各ホールの締めが決まらなければ、意味がないですからね」
 最後まで、グリーン上に苦しんで、「もう、あとのほうは何をやっているのか、分からなくなってました」
 初日の成績にも、「あれがまぐれだったってことを、象徴させてしまいました」と少々、自嘲気味だった。

 結局、今季開幕戦を通算11アンダー25位タイで締めくくったのだが、この結果には「でも、ショックはない」と丸山。

 「今日はあとあとまで引きずらないよう残り4ホールを楽しくプレーしてきました。…来週以降、期待していてくださいよ!」
 最後は、特大のマル・スマイルで締めくくった。

 昨年のツアー優勝者だけが出場できるこの大会。“王者の中の王者”に輝いたのは、南アフリカのアーニー・エルスだった。
 2位のチェ・キョンジュと8打差の優勝スコア、通算31アンダーは、72ホールでのツアー最多アンダー記録。また、4日間で奪った32バーディは、ツアータイ記録だった。

* この『メルセデスチャンピオンシップ(米ハワイ州マウイ島カパルアプランテーションコース、9日―12日)』に2年連続出場を果たした日本人選手は、丸山茂樹が初めて。ほかに出場経験のある選手は、青木功だけ。
* 今年の出場選手は、ツアー史上最多の18人の初優勝者を含む36人。昨年、左膝の手術を受けたタイガー・ウッズと、夫人の出産を控えているフィル・ミケルソンは、出場できなかった。

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