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日本プロゴルフ選手権大会 2003

『手嶋さんとの練習ラウンドを吉兆に』昨年、惜しくも優勝を逃した韓国のS・K・ホがリベンジのチャンス、2位タイ

今年のオフは、例年以上に体作りに力をいれた。チャレンジツアーランクで本格参戦を果たした昨シーズン、体力不足を実感したからだ。
1月からの2ヶ月間、故郷の韓国に帰ってみっちりとトレーニング。おかげで、体力には自信がついたが、そのかわり打ち込み練習がおろそかになり、シーズン開幕までの調整が遅れた。開幕から出場した3戦は、思うようなゴルフが出来ずに、苦しんでいた。
「だからね、先週1週間はリフレッシュのために1週間、母国に帰って練習に励みました。同時にトレーニングもしっかりと。今週にむけ、きっちりと仕上げてきたんですよ」とホ。

昨年大会で、3日目首位に立ちながら久保谷に逆転優勝をさらわれているだけに、「今年こそ」の思いが強い。ようやくショットの調子を取り戻した今は、「むしろ昨年の今ごろよりも、いい感じ。残り2日もいいところでやれそうです」と自信も深まっている。
また、“吉兆”もある。
今週、練習ラウンドでたまたま手嶋多一と一緒になった。そのゆったりとしたスィングリズムを「いつもプレーの参考にしている」(ホ)という手嶋とのラウンドは、「良いイメージが頭に残って、その週、必ず良い成績が残せる」のだそうだ。
「今週もそうなればいいなあ!」昨年より数段に上手になった日本語で、ホは決勝ラウンドへの豊富を語った。
写真=決勝に備え、トーナメントに帯同するフィットネスカーでプレー後のコンディションを整えるホ「明日からもガンバリマス!みなさん、僕のことも応援してくださいね」

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