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【3R】木下稜介と鍋谷太一が、トータル11アンダーで首位タイ
そんな中、トータル11アンダーで首位タイに立ったのは、木下稜介と鍋谷太一。ともに東アウトコースをラウンドし、木下稜は前半4つのバーディを積み重ね(1ボギー)、後半は14番のバーディと、その他のホールはパーセーブ。5バーディー・1ボギーの69でラウンドし、前日の5位タイからトップに躍り出た。
一方の鍋谷は「前半は難しいラインにつくことが多くて」なかなかスコアを伸ばせなかったが、7、8番と連続バーディ。10番をボギーとしたが、すぐに11番で取り返し、15番のバーディでトータル4バーディ・1ボギー。「昨日よりパッティングが良くなりましたが、もう少し伸ばしていけるゴルフをしたい」と、再び首位に立ったが反省点も忘れない。
1打差のトータル10アンダーで3位タイにつけたのは、山岡成稔と狩俣昇平。山岡はこの日も4バーディー、ノーボギーとスコアを4つ伸ばしたが、「最後に(17番と18番)二つ取れたのが大きいですけど、課題ばかり」と首をひねり「早く練習しないと」と、練習場へ直行した。
6日間もあるQTは、出だしでどんなにスコアが悪くても、取り返す余地が残されている戦い。前日まで6オーバーの163位タイと苦しんでいた木下康平が、この日のベストスコアとなる64をマーク。
その内容が、最初の10番から6連続バーディ。17番で一つ落とすが、折り返しの2、3番で連続バーディ奪取。ところが、4番のパー4でまさかの4パットでダブルボギーを叩き、どうなることかと思われたが、その後、3つのバーディで再び盛り返し、トータル11バーディ・1ボギー・1ダブルボギーという結果に。良いのか悪いのかよくわからないが。。とにもかくにも、トータル2アンダーの61位タイにジャンプアップ。下位に沈んでいる選手も、ガラリ一変、どうなるかわからない。それがQTの舞台だ。
木下康平 OUT −○○▲○−○○− IN ○○○○○○−△−