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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2017

祝・初マンデー突破! 秋吉翔太もホストプロ

今月22日に27歳を迎えたばかりの秋吉もホストプロ。「契約プロとしても出たいという気持ちが強かった」と、今月11日に行われた「東北チャレンジ」で、6位につけた。いわば、マンデートーナメントを兼ねた同チャレンジで、今季初のツアー出場を果たしたのが、今大会だ。

昨年11月のカシオワールドオープン以来となる久しぶりのトーナメントはスタートの1番こそ「緊張した」と、ティショットを「ど右にプッシュ」。ボギー発進も、今の秋吉にはグリーン上での絶対的な自信がある。
「すぐに落ち着いた」と、それからスムーズに反撃に転じた。「どのホールか忘れたけれど」と、3度の連続バーディで、好発進に成功した。

1ヶ月前に、同じ九州の大ベテラン、山本己沙雄プロにパットを教わり開眼した。
「まっすぐ引いて、まっすぐ打ち出す」というセオリーを、秋吉は今まで誤って理解していた。
「まっすぐ打つというのは、フェースの角度を変えずに打つ、ということ」。アドバイスのとおりにロフトをキープしながら打つように変えたらグリーン上での怖さが消えた。

「転がりが良くなって、傾斜でも曲がらないから浅く読める。ちゃんとヒットできるから、残しても入ると思える」。パットに自信がつくと、アプローチも大胆に寄せられるようになったりと、相乗効果も生まれた。
久しぶりのツアーで、さっそく確かな手応えをつかむことも出来た。
次は「契約ホストプロとして、上位を目指す」とさらなる目標を掲げた。

昨年11月に結婚して、翌月の12月には待望の男児が誕生したばかり。いまは8ヶ月になる長男も可愛い盛りで「子どものためにも頑張る」と、父として初めて迎えたツアーで気合いが入る。

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