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トップ杯東海クラシック 2015
満身創痍のアトムは、みなさんの助けを借りて
自身3度目の三好は、四分の一ほどぶっつけ本番も、「このコースをアンダーパーで回れたのは初めてかもしれない」。しかもこの日の三好は降りしきる雨に、「なおさらフェアウェイに行かないと、厳しいけれど」。68で回って確かな成長を噛みしめたアトム。
「今日はパットが入ってくれた」と、最後の18番も8メートル強を沈めて、ぼそっと傍らのキャディさん。「今日はたまたまが多いよね」と、厳しいのだ。
片山晋呉や谷口徹。石井恵可さんのキャディ歴は、華々しくその分、いま売り出し中の選手には、スパルタキャディ。「練習グリーンでも、いろんなラインにボールを置かれて。ほら、次はこっちのラインとか、あのラインを決めてみろとか」。しごかれて、鍛えられて、感謝しきりだ。
「いろいろよく分かってくれるので。厳しくしつけられています」。
夏の九州は、地元の陣。「RIZAP KBCオーガスタ」で、伊沢利光を賞金王へとのし上げた前村直昭さんとタッグを組み、自己最高の3位に入った。「今週もたまたま恵可(えか)さんのスケジュールが空いていて。みなさんに助けられています」。燃料切れの今は、素直に人々の助けを借りている。