初日の68に続いて、この日は66と順調に伸ばしているはずなのに、ビリケンさんはなぜか浮かない顔。「スコアだけ見ればそうなんですが、コースは僕に合っていない」。

ここ名神八日市カントリー倶楽部はフェードヒッターには立ちにくいホールがいくつかあり、「今はプレッシャーがないからいいけど。これが優勝争いになればどうか」と首をかしげる。

ゴルフの状態は、けっして悪くない。連戦中も、毎週月曜日のトレーニングで、身体も万全。「だからおかげで今日まであんまりボギーが出ていないけど、コースはほんまに嫌なんですわ」と、正直に顔をしかめる。
「勝負出来るコースじゃない、僕の技術じゃ･･･。優勝争いをすれば、コースにやられると思うので」と、早くも敗北宣言？！

昨年の今大会は、２位と２打差をつけて最終日最終組で出るも、孔明に逆転負けを喫した。
威勢良く、今年はリベンジと行きたいが「来年頑張りますよ」と、今回ばかりはそれも持ち越し？
来年の今大会の開催コースが和歌山県の橋本カントリークラブと聞いて、「いいね」と、早くもさらに１年先のリベンジに照準を当てたビリケンさんだが･･･。

• 藤本 佳則
• 小田 孔明