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東建ホームメイトカップ 2019

目指すは平成最後のチャンピオン。池田勇太が3年ぶりの開幕戦

2期目の春というのに残念ながら、若き選手会長はいないがかわりに選手副会長が晴れの舞台をリードした。
「本来であれば、石川遼・選手会長がここで乾杯の音頭をとることになっていましたが、腰痛で欠場ということで、かわりにこの大役を仰せつかりました」と開幕直前の、今年最初のプロアマ戦はそのスタート前に恒例の鏡割りで赤ジュータンの前に進み出たのは池田勇太。
「本人も非常に残念がっていたんですけど『大会が、大成功することを願ってます』という伝言を言付かっています。2019年シーズンと、国内開幕東建ホームメイトカップが大成功に終わること、またみなさまのご多幸をここに祈念して…かんぱーい!!」。
ぐびっと飲み干しJGTO会長の青木功と、昨年覇者の重永亜斗夢と盃を交わした。

いよいよ国内第1戦にして、今年は歴史的な1戦となる。
「みなさん、東建ホームメイトカップの優勝者が平成最後のチャンピオンになるんですよ!」と青木も感慨深げに、さらに言えば、2週後に控えた第60回中日クラウンズは令和最初のチャンピオンが誕生する瞬間。

「そんな風に考えながら見ていただくと、エキサイティングな気持ちになると思う。選手もものすごく、エキサイトしていると思う」と、新旧元号のちょうど狭間で世界のアオキの気持ちも弾む。

「ぜひ、平成最後のチャンピオンになれるよう頑張る」と、池田も請け合った。
ここ数年は、シーズン序盤を海外に軸足を置いていたからこの国内開幕戦は3年ぶり。
コース近くの多度大社の神職の方々が、会場で特別に演じてくださった奉納舞「「納曽利(なそり)」の神楽も久々に、おごそかな気持ちで聞けば「優勝を目指したいと思います」と、決意も新た。
シーズン開幕のお祝いムードを、選手副会長が加速させる。

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