記事

川村昌弘はまだ旅の途中

(写真はフィジーインターナショナルのご提供です)
先月、初出場を果たしたあこがれの全英オープンを、39位でしっかりと戦い終えた川村が今週は、エメラルド色の島で腕試しだ。

欧・亜・豪の3ツアー共催の「フィジーインターナショナル」に出場。
自身4年ぶり2度目の大会で、8月3日に第2ラウンドを終えて通算4オーバーは、「17番で長いパットが入ってラッキーでした」。どうにかカットラインに滑り込み、64位タイで無事、予選通過を果たした。

ここにたどり着くまでは、しばらく気ままに“鉄旅”を楽しんできた。
英スコットランドからオランダのアムステルダムへ。
さらに、ドイツのケルンへ足を伸ばすと名物のソーセージに舌鼓。続いてルクセンブルグから、ベルギー・ブリュッセルへと、電車でいくつも国境を越えてきた。
すっかりリフレッシュしてからいったん、経由地のシンガポールに戻るといよいよ大会主催のフィジー航空で、現地入りした。
同航空では7月に成田ーナンディ間を約9時間で結ぶ直行便も就航されて、川村も絶賛する島々の美しさがより身近に。
「景色もコースも本当にキレイなので。試合の合間は少しリラックスして、ビーチなども楽しみたいと思っています」。
2013年に、初優勝を果たした日亜共同主管の「アジアパシフィック パナソニックオープン」で得た出場権を足がかりに始めた世界を巡るゴルフ旅。
各国で腕を磨きながら開催国の文化や人々の営みをも、まとめて味わうのが“マー君スタイル”だ。
大会のライブ配信では現地の絶景と共に、土日の猛チャージを伝えたい。

関連記事