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i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2019
AbemaTVツアー 2019 第2戦目が明日開幕!
舞台となる筑紫ヶ丘ゴルフクラブは自然の地形を活かした戦略性の高いコースで、飛ばすだけでは攻略できない難しさがある。昨年大会を制した高柳直人がそうだったように、きっちりフェアウェイをキープし、セカンドショット以降のアドバンテージを得なければ好スコアを叩き出すことはできない。
そんな難コースにホストプロとして挑むのが伊藤有志だ。昨年のこの大会後にアイシグリーンシステムと所属契約を結び、今年は初めてホストプロとして大会に臨む。
昨年末のクオリファイングトーナメントに失敗し、今シーズンの国内の試合には推薦か予選会でしか出場機会を得ることはできない。ただ、チャイナツアーへ挑戦するなど、自身が置かれた状況を受け入れて、飛躍するための準備期間にするために気持ちを切り替えて試合にのぞんでいる。
「大学の頃から片山晋呉さんの練習の仕方や考え方が好きでよく真似ているんです。でも自分の理解不足が原因で、練習の仕方というか目的を自分が間違えてしまったんです。結果、スイングが全く逆の方向へいってしまったんです。自分ではいいと思ってやっていることが間違っていた。自分がどれだけ感覚だけでゴルフをやっていたのかがわかりました」。
クラブの動かし方やクラブの仕組みとかを全く理解せずにゴルフをしてきたと言う伊藤。それを理解した上で練習をしないと意味がないどころか逆効果になってしまうことを昨年は痛感させられたわけだ。今は片山晋呉や小平智らの動画を見て、自分なりのやり方でスイングの勉強をしているとのこと。今週は伊藤にとって今シーズンの国内ツアー開幕戦。復調への足がかりとなる試合にしてもらいたいものだ。