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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ 2019
秋吉翔太は"ジャンク"のために
「今日はやっとアンダーパーが出た」。
3日目の「68」は、ボギーもこの3日間で一番少ない3つにとどめた。
「初日と、2日目は6個ずつ。今のゴルフなら、バーディを取れる自信はあったので。今日はボギーの数を減らせたのがスコアがよかった要因」。
組み合わせにも恵まれた。
3日目の決勝ラウンドから成績順に組まれるペアリングは、同じ熊本の重永亜斗夢と高校時代の後輩、出水田大二郎との"九州対決"。
「凄く回りやすくて楽しく回れた」。
ときどき普段みたいにじゃれあいつつ、共に上位を目指す姿勢は崩さず仲間の存在を、上昇の糧に「明日こそ"脱坊主"で頑張ります」。
初Vから一気に2勝を挙げた昨季と同様に、今年も開幕戦から頭をさっぱり丸刈りに。
序盤の試合はあまり得意ではなく、それだけに「トップ10で坊主回避」を自身のノルマに掲げて、今年もシーズンをスタートさせた
。
先週の「中日クラウンズ」は最終日に68で上がった時点で昨年同様に、あの試合でノルマを解除できたと喜んだのもつかの間、最終組のカーミスの最終ホールのバーディで、11位にはじかれた。
「がっくしでした」。
早くいつもの「バイザー姿に帰りたい」と、気持ちは逸る。
上位も伸び悩んでいるだけに、通算イーブンパーはまだまだV3のチャンスもある。
12日の最終日の夜には、本人もお楽しみが待っている。
夜7時からフジテレビで放送の「ジャンクSPORTS」に秋吉も、石川らに交じってゲストとして出演。
「ジャンクに出るのが夢でした」。
オファーを受けて、喜び勇んで収録に臨んだが「緊張してうまく浜田さんと、絡めなかった」。
そんなドタバタも、どんな番組編集になっているのか。
「明日試合でいい結果を出した上で、たくさんの方に夜の番組も見ていただければ最高」。
夜まで興味を最大限に引き付ける。