記事

リオ五輪ゴルフ最終日

112年ぶりに五輪の舞台に戻ってきたゴルフは14日に男子の最終ラウンドを終えて、日本代表の池田勇太は通算3アンダーの21位タイ、片山晋呉は通算8オーバーの54位タイに終わった。

最終ホールまでもつれ込んだ金メダル争いは、18番パー5で3打目をピンそばに寄せてバーディを奪ったジャスティン・ローズが、スウェーデンのヘンリク・ステンソンを銀メダルに退けた。
銅メダルは63を出したアメリカのマット・クーチャーが獲得した。

26位タイから出た池田は、2番でバーディ先行。5番のパー5では長いイーグルトライも決めた。8番、10番でもバーディを奪って「途中までは良いゴルフが出来ていたと思う」。しかし、11番や14番、17番でパーパットを外すなど後半は失速して、「3位内に入らなければ意味がない」。悔しさだけが残ったが、この経験を手土産に「日本に帰って、いちプロゴルファーとして、戦う力にしたい」。帰国後の第1戦は福岡の芥屋ゴルフ倶楽部で行われる「RIZAP KBCオーガスタ」。連覇がかかる。

通算13オーバーからスタートした片山は、3日目の最下位から抜け出した。1番のバーディでさい先よく、9番では長いバーディトライも沈めて勢いづいた。折り返しの10番、15番の連続バーディで、最終日は5アンダーの66を記録して意地を見せた。

女子ゴルフは、17日から4日間の日程で行われる。

関連記事