記事

新選手会長も好発進/ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント

JGTO新会長が主催する大会で、新選手会長も好発進した。ザ・レジェンドチャリティプロアマトーナメントは7日の初日に、宮里優作が5アンダーをマーク。片山には4打差の2位につけた。

9番では本人いわく「僕にはめったにない」イーグルをマーク。2メートルもないチャンスは、同じ組で対戦したヒロミさんたち、アマチュアのみなさんの「入れろ、というプレッシャーがハンパない」と良い緊張感にして、一時は7アンダーまでスコアを伸ばした。
「優作プロは、バーディだらけなんだもん」と、ヒロミさんをも呆れさせる好プレーで盛り上げた。

好スコアで上がってすぐに、子どもたちの元へ駆けつけた。
大会の発起人で実行委員の青木功が招待した福島県の子どもたち。
青木の一足お先にホールアウトして、“主役”が来るまで谷口徹や孔明、片岡大育らと連れだってレッスン会場の練習場に向かい、デモショットで子どもたちの歓声と笑顔を誘った。
「僕らは、とにかくパフォーマンスでチャリティの輪を広げていくことが大事。明日も楽しくプレーして、貢献できれば」。

大会では発足当初から賞金総額の10%を子どもたちの福祉に寄付してきたが、今年はさらに、各選手の獲得賞金を、4月に起きた熊本地震の復興支援に充てることが決まった。
そのほか期間中は、プロゴルファーと芸能各界著名人のみなさんによるチャリティサイン会やチャリティオークションなどが行われ、初日からたくさんの寄付が集まり、「チャリティの意識が大会にすごく根付いている気がします」と、優作。
参加してくださっている多数の著名人の方々にも感心しきりで、「お客さんあってのという意識。どうにかして喜ばせようとこわもての方も、明るく接しておられる。ゴルフのイメージアップにもつながると思う」と、新選手会長として学ぶところも一杯の2日間。

最終日の8日日曜日もまた、会場の千葉県・麻倉ゴルフ倶楽部は晴天模様。各界のレジェンドが、たくさんのご来場をお待ちしています。

関連記事